からっぽが苦手だ。

満ち満ち詰まったものが好きだ。そう、本とか。

 

からっぽが怖い。
だからまだ何もない状態が苦手で、なんでかというと、そこに満ち満ちに詰めなくちゃ、詰めるのは大変だなあ、でも絶対満ち満ちにしたいから、きっと疲れるなあ、と最初から満ち満ちに詰める労力を想像してしまい不安に、怖くなってしまう。真っ白な紙を前にしたような何かを始める前の状態が苦手だ。

 

とにかく何でも満ち満ちに詰まったものが好きなのだ。満ち満ちにしたい。

 

素敵に詰まっている表紙。大好きだ。

この表紙はシンプルでかっこいいけど、もっと満ち満ちにしたくなってしまう。

でもだからかっこいいと思うのだと思う。私には出来ない、この潔さに憧れる。

 

「なにもない空間」の表紙はなにかけっこうある。良い満ち満ちだ。

安心する。好きだ。