本を読むことの不思議なことはなぜか必要な時に必要なものを手に取るということだ。

本を読む時間と余裕が出てきて最初に手に取ったのは雑誌「IN/SECTS」。
1もとても面白かった「特集 いいお店のつくり方2」を開いて読んだ。

そして出会った言葉、
特集の冒頭「コーヒーとお酒 スジャータ」店主さんのインタビューの中で四国で僧侶にかけられたという言葉が今、私の目の前に黄色い付箋に書かれ貼られている。

頭も心も余裕のない、頑張り続けていた人が、

ちょっと余裕が出てきたから本でも読もう、急にがっつりはきついから雑誌にしよう、と選び手に取った最初の1冊の始まりでこんなキラーフレーズが飛び込んでくるなんて!
なんということでしょう!

努力することと頑張ることって、似てるけど全然違う。
イコールのように思われるけど、違う。
頑張り続けることは間違った努力だったりする。
多分、正しいことも楽しいことも本当は頑張らなくても実現出来る。
頑張らなくちゃ実現出来なくなっている時点で何か間違ってる。
まずは頑張るの止める努力をしよう。
それは真面目にやることをやめるとかそういうことではなくて。
ちゃんとやるけど、頑張る程はしないだけ。
頑張らなくても、きっと色々ちゃんと出来る。

とにかく、
これからたくさん本を読もうという方向性が間違ってないことは確かだと実感した出会いでした。