“ジェダイはフォースを知識と防御に使う”“攻撃ではない”
-「スター・ウォーズ:エピソード5/帝国の逆襲」
去年買った一番嬉しかった本、ミシェル・フーコー「監獄の誕生」。
「監獄についての本を読むなんて、監獄を作るつもりなの?」そう思われるかもしれない。
そうじゃない。
監獄を作らせないために、私たちの魂を誰かにコントロールされないために、監獄を知る必要がある。
フーコーは同性愛者だった。
現代では同性愛者の人だって普通にドラマのキャラクターに出てくるような社会になったけれど、過去ヨーロッパでは同性を愛することは犯罪ですらあった時代もあった。
監獄は身体を痛めつける所から始まり、次第に精神をコントロールする場所へと進化した。誰かの手によって精神を操作されることは自らの魂を奪われることだ。
監獄は施設だけではない、
誰かが誰かを監視し、見えない力で人々の動きをコントロールする目には見えない仕組みのことでもあるのだ。
大きな力で人々の魂を奪いコントロールする監獄はいつでも、どこにでも出来得る。
そうならないために、
誰にも自分の魂を奪われないために、
監獄の誕生に気づき、防ぐこと、そのために私たちは相手を深く知る必要があるのだ。
ジェダイとはフォースを知識と防御のために使う人。
フォース(力)は知識と防御のためにある。
フォースを鍛えてジェダイになりたい!
まずは本読もう。