小売りの店主は大体ジェダイ

スター・ウォーズを観た。

1977年の「スター・ウォーズ:エピソード4/新たなる希望」初めてちゃんと観た。

とても面白かった。「王道」だった。

クリエイティヴ脚本術,フィルムアート社,ジェームス・ボネット

「王道」というのはどこかで見たことがあるということでもあるけれど、それは全然悪いことはなくて、「クリエイティブ脚本術」によると、ジョージ・ルーカス本人が「スター・ウォーズ」の構成は、ジョーゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄」に示されている物語の公式に則って作らていると語ったそうだ。

 

世界には新しい「ストーリー」はもうないらしい。

ストーリー、つまり筋書きはもう出し尽くされてしまっている。

でも、見たことがない「シーン」、つまり、キャラクターや場所や行動や出来事の組み合わせはまだまだ存在する。

 

世界中誰にでも普遍的な、誰にでもぐっとくるストーリーの構成にあれだけの「見たことのないシーン」が組み合わされば、しかも40年も前だなんて!それはもう見た人はは今日に続くほどに熱狂するよなあと思う。

 

で、私は「フォース」の話とかめちゃくちゃ好きだなあと思うのですが、

現代に「フォース」を使う人々、つまり「ジェダイ」がいるなあと思い、それが小売り店の店主たちだと思う。

 

見たことがないシーン、想像することは誰でも出来る。

でも、それを実現させる人はものすごく少ない。

 

宇宙を舞台にした男の子の成長の物語を想像できる人はジョージ・ルーカスだけじゃなかったかもしれないけれど、実現し映画として完成させたのはジョージ・ルーカスだった。

 

「スター・ウォーズ」とか映画を作ることの規模ではなくても、

思いついて実際にやるかやらないか、それが大きな分かれ目で、実際にやる人たちはとても少ない。

 

思いついた見たことのないシーンがお金にならないとしたら、今の安定を失うとしたら、周りにやめろと言われたら、実現しようとする人たちは更に少なくなるだろう。

 

そんな街にそんなものを売る店?!

そんな場所で、え?それ何料理なの??

そんなことあなたがやる必要なくない??

 

それでも思いついてしまったまだ見たことのないシーンを実現してしまった人たちが小売り店の店主たちだ。

 

無難なストーリーでなく、見たことがないシーンを規模は小さくてもやってしまう人たち。

 

で、なんでその人たちがジェダイなのかというと、

まだ誰も見たこともないから、成功するかもお金になるのかもわからない、でも、なぜかやった。

なぜやるか、「フォース」でしょ。としか言いようがない。

 

目をつぶっていても、世の中の情報がなくても、ここだ!という時にやっちゃう、で、命中しちゃう。そういうフォースを持ってる現代のジェダイが小売り店の店主だな、と思う。

 

まあそして暗黒面に落ちるジェダイもいるわけですが...

 

まあ、そういう話はいつかするのかしないのか。

 

早くエピソード5観よう。

 

あ、「スター・ウォーズ:エピソード4/新たなる希望」、

ルークのおじさんとおばさんの家がシュタイナー建築っぽくて良かった。

「第一ゲーテアヌム」っぽさ!

形とか窓とかコンクリート感とか、シュタイナー感ある。

それでは、

フォースの強そうなスイス・ドルナッハのドゥルデック邸の写真でお別れです。

「フォースと共にあらんことを!」

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